自費訓練を行うということ
これまで訓練の進め方の流れを書いてきましたから、これから免許を取得しようと考えている人もまさに訓練中の人も大体の流れは理解してもらえたのではないでしょうか。
自費での訓練にはやったものにしか分からない怖さと苦労があります。出口の見えないトンネルに入りこんでしまうようなものです。学生からそのままパイロットの道に進める人をとても羨ましく思った時もあります。
ですが、その苦労は必ず人生や今後の訓練の中で生きてきます。訓練を通して人間的な強さも磨かれていくはずです。大切なことはモチベーションを絶やさず、今できること、やるべきことを続けられるかで目標が実現できるかどうかが決まります。
いざ面接を受けるとき、どんなパイロットになりたいかをハッキリと伝えられるよに常に考えて勉強していって欲しいです。
自費訓練との戦いの一つは資金との戦いでもあります。しかしその課題をクリアできる人はそれだけの能力を持ち合わせているんだと僕は思ってます。
お金がないときは本で知識を貯める。訓練費ができれば飛行訓練をする。
ATCを聞く、毎日天気図を読む、航空関連の本を読む、全て仕事の合間に出来ます。
このブログを読んでくださっている皆さんが、目標を叶えることを望んでます。