社会人からパイロット

社会人からパイロットを目指す方へ、そのヒントと応援をするブログです。航空ファンの方にも楽しんでもらえるよう、業界の出来事に雑感を交えながら紹介していきます。

社会人からパイロットを目指す(7)

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一通りのライセンス取得が終わると就職活動になりますが、航大等とは異なり直ぐに就職といかない場合があります。

その間、各社の募集をチェックしながら、技量維持をしていく必要があります。ライセンスを取得した後も、想像以上にその費用やエネルギーがかかると思います。それをまたアルバイトなどをしながら就職が決まるまで続けることになります。これを怠ると知識や技量はどんどん落ちてしまい台無しなので、定期的にFTDを利用したり、ATCを聞いたり、AIMJの知識確認を就職が決まるまで繰り返していきます。(この点では大手訓練校の推薦制度は魅力がありますね)

しっかり準備さえしておけば採用はタイミングです。航空業界は経済情勢の影響を大きく受けますから、パイロットの募集にはとても波があります。その波が来た時に上手く乗れるよう、準備をしていきましょう。

情報収集から始まって自家用~JCABの多発計器取得、そしてその後の資格維持管理を個人でしていくのはなかなか大変です。でも入社すれば専門の担当者がカレンシーの維持から身体検査の有効期限まで全て管理してくれます。なのでここまで来た人は最後のひと踏ん張りを気を抜かずに頑張ることが必要だと覚えておいてください。

あと訓練時代の人脈や情報網は大切にしておくことをお勧めします!